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【目の健康③】両目のバランスを整える!「ブロックストリングス」

【目の健康③】両目のバランスを整える!「ブロックストリングス」

| めがね新聞編集部
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なんだかピントが合わない、最近目が疲れやすい……。過度に目を使う機会が多い現代では、そんな悩みを抱える人が少なくないと思います。めがねやコンタクトレンズの度を調節してみる、目のマッサージをするなど、疲れをケアする方法はたくさんありますが、いまいち効き目がないという人もいるのではないでしょうか?

それは、もしかしたら両眼視機能(両方の目でものを見る力)が落ちているからかも知れません。その場合、専門家が提唱するトレーニングを試してみなければ、なかなか思うような効果があらわれない場合もあります。

そこで「めがね新聞」では、目の健康トレーニング第3弾として、両眼視機能を向上させる「ブロックストリングス」を紹介します!

第1弾 スマホ老眼を防ごう!「ビジョン体操」に引き続き、今回も「目の体操」を教えて頂くのは、いろいろなコミュニティで目の体操を実践されているNPO「みるみえる」発起人 加藤裕之さんです。

両眼視機能って何?

普段、両目を使って対象を見ている私たち。ふたつの目を使っているからといって、ものが「2個」に見えるわけではなく、頭の中で統合されひとつの対象として認識されています。この「ふたつの目がバランスよく作用する力」を「両眼視機能」といいます。そして、この機能は以下のように「同時視」「融像」「立体視」の3つに分類することができます。

●同時視…両目で異なる図形(右目で三角形、左目で四角形など)を見たとき、2種類の図形を同時に見ることができる能力のこと。
●融像…両目に映った同じ像をひとつに認識できること。
●立体視…左右の目で見える像の位置が異なるために生じるズレによって、ものを立体的に捉える力のこと。

両眼視機能は、これら3つの力が作用することで正常に働きます。ただ、斜視や近視、遠視などの屈折異常によって両目の視力に差が出ると、左右の見え方のバランスが崩れ、うまく機能しなくなってしまうのです。
その結果、片方の目が疲れやすい、両目で見たときにピントが合わない、運転中に距離感や速度を把握しにくいなどの不具合が生じてしまいます。

片方の目が見えにくくなると、自然と見える側の目を使うようになってしまい、もう一方の視力はますます落ちるばかり。両眼視機能も次第に低下していきます。その際に効果的なトレーニングとなるのが、「ブロックストリングス」です。

ブロックストリングスで、両眼視機能を向上させよう!

用意するのは、紐とビーズ玉3つ。

ビーズ玉はそれぞれ異なる色を準備し、ひとつずつ紐に通します(ビーズ玉の代わりにボタンを使っても構いません。めがね新聞ではボタンを使いました)。

紐の長さは1~2mほど、3つのビーズ玉は先端から15㎝、40㎝、80㎝の位置に通すのが基準とされていますが、もしピントが合わないようなら、紐を短くしても良いでしょう。

紐を目の高さと平行になるよう壁につけ、ビーズ玉を手前からひとつずつ見つめていきます。

両眼視機能が正常であれば、見つめている以外の色のビーズ玉はふたつに見えるはずです。逆に両眼視機能に不具合があれば、焦点を合わせたビーズ玉が二重に見えてしまいます。その場合は。ピントが合うようビーズ玉の位置を調節しましょう。

カメラのレンズはひとつなので、写真のようにどのボタンもひとつに見えますが、両目で見た場合、ピントを合わせたもの以外はふたつに見えるはずです。

このように、両方の目で意識的にものを見る訓練をすることで、両眼視機能は次第に向上していきます。即効性はなく、効果が出るまでの日数に個人差はありますが、毎日こつこつと続けると機能が徐々に高まるでしょう。

このように長い紐でトレーニングすることもできます!

日常生活では、片方の目が見えにくくても、もう一方の目に問題がなければ異常を感じにくいでしょう。そのため、両眼視機能に不具合があっても自覚のない人が多いと言われています。ブロックストリングスは自身の両眼視機能が正常かどうかを調べる機会にもなりますので、一度目の機能を確認するためにも試してみることをおすすめします。

毎日使っている目をできるだけ長く健康に維持できるよう、ブロックストリングスを取り入れてみてはいかがでしょうか?

めがね新聞編集部
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