めがねフレームが白く変色するのはなぜ?
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普段かけているめがねをふと見たときに、耳にあたる部分が白く変色していた、なんていう経験ありませんか!? しかも、洗ったり拭いたりしてもなかなか落ちないんですよね…。
実は、これにははっきりした原因があるんです。原因をしっかり理解すれば変色を予防することができます。
愛用しているめがねをできるだけ長く使いたい…そんなあなたのために、今回はめがねが白くなる原因とその予防・対策方法をご紹介します!
白く変色する原因とは?
めがねが白く変色してしまう理由のひとつは、「皮脂」や「整髪料」とフレームが反応して白く変化してしまうことにあります。
めがねを長期間使用していると、どうしてもめがねに皮脂の汚れがたまってしまいます。めがねを汗や皮脂の油分が付いた状態で放置すると、フレームの表面が化学反応を起こし、油分が抜けて白く乾燥した状態になるのです。整髪料をつけている場合はさらに変色を早めてしまいます。
また、本来酸性であるプラスチックの表面が長年使うことによって、アルカリ性や中性に変化することにより白く変色する場合もあります。
どちらの白い汚れも付着したものではなく、フレームの表面が変化してできたものなので、洗ったり拭いたりしても落ちにくいのです。さらに、変色している部分は折れやすくなったり、変形しやすくなったりしているため注意が必要です。
変色してしまったらどうすればいいの?
変色に気がついたらすぐに対策が必要です! とはいえ、普通に洗ったり拭いたりしてもなかなか落ちないのに、自分で簡単に対応できるものなの? と思いますよね。 でも、ご安心ください! 実は家にあるものや、すぐ手に入るもので対策ができるんです。
変色した部分を取り除く方法は大きく分けて、2つあります。
①研磨剤入りの歯磨き粉で磨く
白い変色はフレームの表面を削り取ることでしか落とすことができません。そこで活躍するのが、歯磨き粉です。歯磨き粉でも研磨剤入りのものをご用意ください。
研磨剤入りの歯磨き粉を指に付けて優しくこすってみてください。変色が落ちてきたら、今度はクロスなどで変色部分をていねいに磨いてみましょう。
磨いたあとは、水で濡らしたクロスなどで歯磨き粉を拭き取り、乾燥したタオルでしっかりと水気を取ります。少しでも水気が残っていると、水とフレームが反応してしまい再度白く変色する場合があるので注意してください。
また、研磨剤が付いた指やクロス、タオルでレンズをこするとレンズに傷がついたり、コーティングが剥がれてしまったりするのでレンズ部分には気をつけて磨いてください。
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②サンドペーパーで磨く
研磨剤入りの歯磨き粉を使っても変色部分が落ちない場合は、もっと強く磨くためにサンドペーパーを使用します。サンドペーパーはホームセンターなどで購入することができます。たくさん種類がありますが、一番目の細かいものを選んでください。
まずは、サンドペーパーの表面に歯磨き粉を付け、フレームの白くなった部分を優しく磨いてください。力を入れすぎると他の部分まで傷が付いてしまうことがあるので、慎重に磨くようにしましょう。磨き終わったら①のときと同様に、歯磨き粉と水気をしっかり拭き取ります。
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変色させないようにするにはどうすればいいの?
汗や皮脂、整髪料はめがねを日々使うことで付着するので、定期的なケアをすることをおすすめします。
正しいケアの方法は、以前「めがね新聞」でご紹介しているので(豆知識「乾拭きがレンズのキズの原因に!?汚れためがねの正しいケア」)、是非ご参考にしてください。
変色してしまった場合は、歯磨き粉やサンドペーパーを使って対策することができますが、表面を研磨しているので続けていると、フレームがすり減ってしまい、壊れやすくなってしまいます。愛用しているめがねを変色させず長く使うためには、日頃のケアを大切にしてください。
なかなか変色部分が取れない場合は、多くのめがね屋さんで対応が可能なので、めがね屋さんに相談してみてくださいね!
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