【めがねくもる!オオト家の食卓】第27回 心も体も温まり、めがねもくもる「おでん」
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色々な不安なニュースが流れるここ最近ですが、こんな時はお家でゆっくりあったかいご飯を食べてみてはいかがでしょう。
普段は顔の一部のめがね。ふとお鍋を覗き込んだ時にさっと目の前が真っ白になる時、「みてみて〜」なんて言いながら、子供達と笑いあったりして、なかなか幸せな瞬間だったりします。
そんなふとした瞬間。ご飯を囲む食卓がさらに楽しくなる。そんな気がするんです。
今日ご紹介するのは、ゆっくり作る冬の定番おでん。こんなにもめがねをくもらすのにぴったりの料理はないのでは?アツアツの味のしみたおでんに辛子をつけて、めがねをくもらせながら食べる瞬間は格別です。
お店で食べるおでんも良いですが、おうちで家族で土鍋を囲むおでんも最高。お鍋を開けた瞬間のふわっと上がる湯気も美味しさを倍増させてくれます。
「おでんの素」なんて使わなくてもしっかりおいしくできますよ。
おでんの代表的具材「大根」は米の研ぎ汁で下ゆでしてしっかり柔らかくしてからおでん汁で煮込みます。このひと手間がとっても大事。味もよくしみ込みます。
私の好きな具材は、大根、たまご、さつまあげ。
子供にはウインナーやかまぼこを入れてあげるのもおすすめです!
ゆで卵を剥いたり、具材を切ったり子供たちにも手伝ってもらえる作業がたくさんあるので、一緒に作るのも楽しいですよ。
「おでん」(4人前くらい)
【材料】
・大根 1/2本
・たまご 4個
・こんにゃく 1枚
・ウインナー 4本
・さつま揚げ 4枚
・ちくわぶ 1本
・ちくわ 2本 など
・出汁用昆布(7センチくらい)
・塩 小さじ1
・水 1リットルくらい
・みりん 100ml
・しょうゆ 大さじ1から2
①2センチくらいの幅の輪切りにして皮をむいた大根を下茹でする。米の研ぎ汁で20分ほど茹でる。
竹串がすっと刺さるくらいになったらOK。
②土鍋に出汁用昆布を入れ、7分目くらいまで水を入れ弱火にかけておく。
③ゆで卵を作る。たっぷりの水に卵を入れて火にかけて沸騰したら弱火12分。
ゆで上がったら、冷水で冷まし、皮をむく。
④②の鍋に塩、みりん、醤油を入れ、①の大根、③のたまご、その他の具材を入れる。
⑤30分ほど煮込むと完成。1日置くとさらに美味しいです。
子育てしながらパン焼にハマり、イベント販売のパン屋「パンのオオトヤ(現在は、「オオトパン」)」を開業。山梨県で暮らしながら、日々パンやジャムをつくり、時々デザイナー、時々ライター、時々イベンターなどをこなす起業系移住女子(正確には女子という年齢ではない)。おいしいものには目がない。子どもにすぐ壊されるため、めがねは1万円以下と決めている。