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【伊藤美玲のめがねコラム】第70回「めがね選びの参考になる? イメージコンサルティングを受けてみた」

【伊藤美玲のめがねコラム】第70回「めがね選びの参考になる? イメージコンサルティングを受けてみた」

| 伊藤 美玲
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“似合う”って、どういうことなのだろう。

めがねでも洋服でも、試着をしては何となく自分の感覚で“似合う”、“似合わない”を判断しているけど、その基準となるものは何なのだろう……?

似合う・似合わないの境界線は決してはっきりとしたものではなく、グラデーションのように曖昧なはず。だからこそ、似合うかどうかの基準をシンプルに理論化して分類しているパーソナルカラーや、骨格診断がどんなものか、俄然気になってきたんです。
調べてみたところ、最近では顔タイプ診断というものもあるということ。そんなことをTwitterでつぶやいていたら、オススメのサロンを紹介してもらったので、これら3つの診断を受けてみることにしました。

似合うアイテムを決定づけるのは、やっぱり顔

私が伺ったのは、東中野にあるイメージコンサルティングサロン「pilvi(ピルビ)」さん。じっくり時間をかけて診断&カウンセリングをしてくれて、私の質問攻めにも丁寧に答えてもらえました。

細かい結果は割愛しますが、今回お伝えしたいポイントは2つあります。ひとつは、このなかで一番めがね選びのヒントになりそうなのは、「顔タイプ診断」であるということ。ふたつ目は、これら3つの診断はトータルで受けてこそ意味がある、ということです。

では、そもそも「顔タイプ診断」とはどんなものなのでしょうか。日本顔タイプ診断協会のWEBサイトには、こうあります。

顔タイプ診断では、顔の輪郭やパーツの特徴やバランスなどから顔のタイプを分析することで、似合うファッションのテイストや髪型などを導き出します。
協会独自の顔タイプ診断フォーマットと測定により、顔タイプを4タイプ、そして最終は8タイプに分類し、おひとりおひとりに似合うテイストをアドバイスします。

要するに「似合う服のテイストを顔のタイプから分析する理論」ということですね。顔のパーツの印象を「子供or大人」、パーツの形状を「直線or曲線」に分け、当てはまる項目の多さなどから8タイプに分類します(その分類方法やそれぞれのタイプの特徴についてもサイトをご覧くださいませ)。

【伊藤美玲のめがねコラム】第70回「めがね選びの参考になる? イメージコンサルティングを受けてみた」

私の診断結果は、エレガントでした。その特徴には、こうあります。

顔に長さがある大人バランスであり、かつ輪郭やパーツに直線と曲線の両方の形状をあわせもつ。そして目が大きく、華やかな顔立ち。

なるほど……。大人顔であることは予想通り。自分では直線か曲線かは判断がつかなかったのだけど、両方を併せ持っていると言われて納得です。

似合う洋服などについてアドバイスを受けたあと、めがねについても聞いてみました。
いわく、私は目鼻立ちがはっきりしているので、個性的なめがねのデザインも受け入れやすい。反対にシンプルで無難過ぎるデザインだと、寂しく見えてしまうのだそうです。そして、顔の輪郭やパーツに直線と曲線の要素を併せ持っているので、直線的なデザインも曲線的なデザインもなじみやすいのだとか。

いやはや。わりと様々なフォルムのめがねを受け入れやすい顔であるのは、そういう理由だったんですね。そのほか、各パーツがそれぞれ、子どもor大人、直線or曲線かということまで詳しく教えてもらえたのですが、顔の各パーツを計測して得られた結果は、とても説得力があり納得のいくものでした。

好みのテイストに自分を近づけることもできる

診断を聞いて、いろいろ納得がいったのですが……。薄々気づいてはいたけれど、やっぱり自分に似合うと導きだされた洋服や髪型のタイプは、好みのテイストではないものが多い(泣)。 私はどちらかというとナチュラル&カジュアルな服装が好きなのですが、似合うテイストはエレガント、コンサバ。とはいえ、サロンでは、その結果を踏まえたうえで好みのテイストに近づけていくためのフォローもしてくれました。

自分の顔タイプに合ったテイストのアイテムをまとえば、もちろん素敵になれます。でも、自分の顔の特徴を客観的に捉えることができれば、メイクや髪型をアレンジして好みのイメージに近づけることも可能だということでした。そんなとき、うまく使えばめがねも有効なアイテムとなってくれそうです。

こうした着こなしの指針になってくれる診断結果ですが、じつは顔タイプ、パーソナルカラー、骨格と3つ診断を受けると、項目によっては診断ごとに相反する結果が導き出されることもあります。それが、これら3つを一度にトータルで受けたほうがいいと思う理由です。

たとえば、私の骨格診断の結果はウェーブ。似合う洋服選びのポイントには柔らかい素材のものがいいとありますが、エレガントタイプは、ハリのある素材が良いとある。この場合、どうしたら……?

じつは「似合う」の指針となる3つの診断ですが、それぞれ目的は異なります。顔タイプ診断で導き出されるのは、「自分に似合うテイスト」。骨格診断でわかるのは「スタイルが良く見える服の形やバランス」であり、パーソナルカラー診断でわかるのは「肌を美しく見せる色」です。それゆえ、すべての結果を知ったうえで、何を優先するかを考えながら総合的に判断するのがベターなのかなと思いました。

あぁ、「似合う」って本当に奥が深い。いずれにしても、まずは自分の外見を客観的に知ることが大切だなと、今回診断を受けて思いました。似合う=好みのテイストとならなかったとしても、本当に掛けたいめがねがあるなら、着たい服があるなら、諦めずにそれが似合うよう自分を寄せていけばいい。そう思うことができたのも、今回の収穫のひとつです。

40代になりお洒落迷子になってしまった私ですが、無理なく楽しみながら、そしてめがねもうまく取り入れながら、いろいろ策を練っていこうと思います。