めがねめがねめがね!「2017年WOF」展示会レポート その2

お待たせしました! 前回に引き続き「2017年ワールドオプチカルフェア(WOF)」展示会レポートの第2弾をお届けします。(まだ見ていない人は【「2017年WOF」展示会レポート その1 】をチェック!)

「WOF」という「東京眼鏡卸協同組合」が主催する業界関係者向けめがねの展示会に、めがね編集部Hが初参戦! 見渡す限りめがね、めがね、めがね…づくしの場内に編集部Hは興奮しっぱなし…だったため、ただただ「たくさんのめがねをみつめる」だけの状態に…。こんなことではいかん! と奮起し、各メーカーのブースを回って、担当者に話しかけてみることを決意しました。(ここまでが、その1)

ということで、第2弾は編集部Hが注目しためがねをどんどん紹介していきます!

2017年ワールドオプチカルフェア(WOF)

開催場所:ベルサール高田馬場
(東京都新宿区大久保3-8-2住友不動産新宿ガーデンタワー)
開催日時:2017/4/11〜2017/4/12

では、さっそくいってみましょーう!!

キャンディーのような、絵本のような、めがねたち


おもちゃ箱をのぞいているような気分になりませんか? なんてかわいいめがねたちなんでしょう。カラフルで形もキュート。まるでキャンディーのようです。
これは「bonbonniere(ボンボニエール)」というブランドのキッズ用めがねフレームです。めがねをかけることに抵抗のある子どもにも、楽しんでかけてもらえるような工夫がたくさん施されているめがねなんですって。


担当者「テンプルをよーく見てください! 色えんぴつたちが並んでますねー。さらによーく見てくださいよ。この中に仲間はずれがひとつあります。…わかりましたか!?」
なんと! テンプルが「まちがい探し」になっているなんて、めがねに絵本が入っているようです。(ちなみに、色えんぴつに混ざってロウソクが入っています。わかりましたか?)子ども目線でデザインされたbonbonniereに編集部Hは心を鷲づかみにされてしまいました!!(「めがね新聞」ではbonbonniereを今後「商品紹介」のコーナーでご紹介させて頂きますので、お楽しみに。)

株式会社アミパリ

アミパリの「推しメン」 鈴木さん

URL:http://amiparis.jp/hp/index.php

「ハネアゲ」って!?


スタイリッシュなめがねが並んでいますね……。


…ん?


(レンズ部分が)ビヨーン!!!!

レンズ部分が跳ね上がりました!
こちらは、「DUN(ドゥアン)」というブランドの「跳ね上げめがね」です。「跳ね上げめがね」というと、昔おじいちゃんが使っていたのを想像する人も多いのでは? 今では、こんなにスタイリッシュなフレームが出ているんですね。

担当者「実は跳ね上げめがねは、今でも大変人気商品なんですよ。」

そういえば、私の父も近くを見るとき、めがねを外していることが多いな…。めがねをいちいち外すのは、想像以上に面倒なことだと思われます。今でも人気商品なのも納得。跳ね上げ部分もメーカー独自の技術が施されているということ。「めがね新聞」で「跳ね上げめがね」について調べてみても、おもしろそうだなー。

企業名:株式会社 三工光学

三工光学の「推しメン」 中島さん

URL:http://www.sankokogaku.co.jp/index.html

コンセプトは「めがねのような何かが生まれた」!


こちらは2013年にグッドデザイン賞も受賞している「EYEsCLOUD(アイクラウド)」というブランドです。カラフルで多彩なフレームが目を引く大きなブース!


担当者「EYEsCLOUDは、ウルテムという樹脂を素材として使っています。この素材は、優れた耐熱性、高い強度を持っているので、フレームが簡単に変形せず、プラスチックのように経年劣化しません。また、大変軽いので、かけている煩わしさを感じさせないフレームになっています。」
横にいた関係者らしき人「爆発的に売れている商品なので、めがね業界で知らない人はいないよ。」
H「なんと! 有益な情報ありがとうございます。勉強します!」


子ども用めがねのEYEsCLOUD Kid’s(アイクラウドキッズ)も発見! ほ乳瓶に使用されている弾性プラスチックをフレーム素材に採用しているEYEsCLOUD Kid’sも、グッドデザイン賞を受賞しているとのこと! 動き回ってめがねを壊しやすい子どもにとって、安心してかけられるデザインになっているんだなー。今では、キッズ用めがねもいろいろなブランドがあるのか…「キッズ用めがね」特集を組んでも面白そう!

企業名:株式会社ハグ・オザワ

ハグ・オザワの「推しメン」塚本さん

URL:http://hugozawa.jp/

その名は「昇治郎」


なんですか、この大変クラシカルな哀愁漂うめがねは。家紋のようなロゴと共に「昇治郎」と書かれてあります。

鼻パッドに家紋が刻印されているのがわかるでしょうか!?(編集部Hの撮影が下手すぎてすいません…。)

担当者「『昇治郎』というブランドは、創業者である『藤井 昇治郎』の名前から取りました。藤井家三世代で手がけた、創業60周年を記念して製作されためがねフレームなんです。」
60周年!! めがねの老舗なんですね。三世代に渡ってつくられたヴィンテージめがねだなんて…。素敵です!

企業名:フジイオプチカル株式会社

フジイオプチカルの「推しメン」藤井太さん

URL:http://www.fji-opt.co.jp/index.html

めがねをかけているんですか!?「かけているんです!」


「浜本テクニカル」のブースにきました。はい、「めがね新聞」で一度商品紹介をしたことがあるので勝手に親近感があります。安心感があります。
浜本テクニカルの最新技術を体感せよ!!「HAMAMOTO」新型ラインナップ


この薄さに勝てる薄いフレームはあるでしょうか。薄いだけではなく、軽すぎるぐらいに軽いので「かけている感」がほとんどありません。「あれ、私めがねかけていたっけ?」とめがねを探してしまいそうです!

めがねの技術はここまで進歩しているのか…と改めて実感した編集部Hでした。

企業名:浜本テクニカル株式会社

はー、情報が盛りだくさんだ!! いろんな担当者の方とお話できるので、直接作り手の思いを聞くことができておもしろいぞ!(伊藤美玲さんがコラム で言っていたとおりだ!)このまま後半戦に突入ー。展示会は体力勝負だー。

(めがねめがねめがね!「2017年WOF」展示会レポート その3につづく)