1日3分で視力回復!?「ガボール・アイ」ってなんだろう?
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日本人の半数以上が近視といわれている現代社会。めがねやコンタクトレンズを愛用しつつも、レーシックなどの視力回復手術に興味がある方も多いのではないでしょうか? でも、目にメスを入れるのはちょっと怖いし、副作用も心配……そう思って躊躇する気持ちもわかります。
かくいう私も、子どもの頃は両目とも2.0を維持していたというのに、年齢と共に段々と視力が落ちてきました。右目が遠視、左目が近視という状態なので両目で視力も異なります。スマホやPCが手放せない生活をしているので、このままだと悪化の一途を辿るのは間違いなし。現在は、幸運なことに裸眼で生活できていますし、レーシック手術を受けるような状態ではありませんが、少しでも視力が上がればいいのになあと思いながら暮らしています。
とにもかくにも視力に悩みを抱える現代人。そんな我々に向けて、画期的で安全な視力回復法が紹介されたのをご存知ですか? その名も「ガボール・アイ」。一体どのようなものなのでしょうか?
【資料提供】『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』(平松 類 著/SBクリエイティブ 刊)
ガボール・アイはどうして視力を回復させてくれるの?目が良くなる方法とは?
ガボール・アイは、「ガボール・パッチ」という縞模様を利用したもので、眼科医で医学博士の平松類氏によって名づけられた視力回復法です。ガボール・パッチは「ガボール変換」という数学的な処理をすることで生まれる縞模様のこと。開発者はノーベル物理学賞受賞者であるデニス・ガボール博士です。
ガボール・パッチ自体は視力回復のために開発されたものではありませんが、脳の視覚野に作用するのだそう。ガボール変換した画像を読み取る訓練をすることで、視力が改善されることがわかってきました。
人間が目を使って何かを「見る」という行為は、目だけで完結しているのではなく、目が捉えた映像を脳が処理することで、初めてそれが何であるかを認識できるのです。なので、たとえ目にまったく異常がなくても、脳に問題が生じることで視力が落ちるという結果になったり、視野が欠けたりすることがあります。逆に目から入ってくる情報が不鮮明でも、脳の機能に問題が無ければ、鮮明な映像として捉えることができるのです。
ガボール・パッチを使ったガボール・アイによって視力が回復するのは、目が捉えた映像を処理する脳の機能を高めてくれるからです。目の機能を向上させるのではなく、脳の処理能力を上げるので、近視だけではなく、老眼や遠視にも効果があります。しかも、手術や投薬ではないので副作用もありません。毎日少しずつ行うだけで、安全に視力を回復することが期待できるのです。
目が良くなる方法をいざ、実践!
それでは、ガボール・アイのやり方を説明していきましょう。と言ってもやり方はいたって簡単! いくつかのガボール・パッチが並んでいる下記の画像を見て、同じ縞模様を探す……それだけです。3分間から10分間を目安に続けます。
こちらが回答です。同じ縞模様(ガボール・パッチ)どうしが、同じ色や記号(●や★など)になっています。
書籍で紹介されている問題は、ページを進めるにつれ徐々に難易度が上がっていくようになっていますが、目的は正解を探すことではないので間違えてもかまいません。画像を見ようと脳を使うことによって脳が活性化し、脳の処理能力が向上、結果、視力の回復につながるというわけです。
副作用もなく手軽な視力回復法「ガボール・アイ」。あなたも試してみませんか?
【資料提供】『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』(平松 類 著/SBクリエイティブ 刊)
【書籍情報】
『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』
平松 類 著/SBクリエイティブ 刊
1320円(税込)
Kindle版 (電子書籍)|単行本(ソフトカバー)
テレビ局で営業・イベントプロデューサーとして勤務した後、退社し関西に移住。一児を育てながら、映画・演劇のレビューを中心にライター活動を開始。ライター名「umisodachi」としてoriver.cinemaなどで執筆中。サングラスが大好き。