あなたの変化に、そっと寄りそう

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【伊藤美玲のめがねコラム】第33回「強度近視女子」

【伊藤美玲のめがねコラム】第33回「強度近視女子」

| 伊藤 美玲
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先日、「AWAKE UP」という情報誌を進呈いただきました。これは“強度近視の女性を助けたい”というコンセプトのもと作られている、女性のためのめがね情報誌。「NPO法人 美心眼鏡推進協会」から発刊されているものです。

女性のためのめがね情報誌というだけでも珍しいのですが、強度近視にスポットが当てられているという点もかなりニッチ。通常レンズの度が強いと目が小さく見えてしまうものなのですが、なるべく目がパッチリ見えるようなフレーム選びの方法やメイク方法などがBefore&Afterの実例写真入りでたくさん紹介されています。

このコラムでも何度か触れているように、私も強度近視です。20代の頃は、度付きのめがねを作るたびに眼が小さく見えてしまうことにがっかりし続けていました。お店のスタッフさんに相談をしても、「この視力では仕方ない」といった対応をされるばかり。フレーム選びの良心的なアドバイスをしてくれるお店にはなかなか出会えず、当時の私は度付きのめがねでお洒落を楽しむことを半ばあきらめていましたんですね。

女性は常日頃マスカラやアイラインなどで少しでも目を大きく見せようとしているのに、そんな努力をあざ笑うかのように、めがねをかけるとキュっと目が小さく見えてしまう……。それって、本当に切ないことなんですよ。

だからこそ、少しでもその悩みが解消されるコツを教えてくれるお店に出会ったときは、本当に感謝したものです。

たとえば、フェイスラインの凹みが気になるなら、レンズ径の小さなフレームを選んだほうがいい。その際フレームに存在感があると、アイライン効果も得られて◎。さらには、角膜頂点間距離(レンズと目の距離)が離れてしまうと目が小さく見えてしまうから、フィッティングも重要、などなど……。

じつは今から9年前、同じ悩みをもつ女性に少しでも役に立つ情報を伝えられたら!と、めがね雑誌にて「近視女子のめがね選び」という企画を担当したことがありました。これは私が初めて自ら売り込んだ思い入れのある企画。「私がやらなきゃ、誰がやる!」と思わずにはいられないほど、当時はまだまだ女性向けの情報って少なかったんです。

今では、こうした情報をブログやSNSなどで発信してくれるお店さんも増えていますよね。これは本当に喜ばしい状況だと思うし、私もひとりのユーザーとして拝見するのをとても楽しみにしています。
たとえば大阪のめがね店ARBORさんの「度が強い(近視が強い)人の眼鏡フレーム選び」という記事はとてもわかりやすいし、下北沢の纏さん(@matoioptical)も女性が楽しく見られるお役立ち情報が満載です。

最近の私は、度付き=家・近所用、伊達めがね=お出掛け用とその役割をハッキリと分けていたのですが、個性的かつ華やかなフレームで度付きのお出掛け用ねがねを作りたくなってきました。とくに最近は、“ママ友ができるように”なんて理由をつけては、シックなものばかり選んでいたからね……。いろいろなフレームやメイクにトライして、私も“強度近視女子”のシーンをもっともっと盛り上げるお手伝いができればと思います!!

NPO法人 美心眼鏡推進協会

ARBOR

【住所】大阪府大阪市北区天神橋3-10-4
【電話】06-7710-1850
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】木曜
www.arbor-opt.com
※店舗にお問い合わせの際は、「めがね新聞を見た」とお伝えください。

纏オプティカル

【住所】東京都世田谷区北沢 2-34-10
【電話】03-3485-5115
【営業時間】11:00~20:00
【定休日】なし
http://matoi.main.jp/
※店舗にお問い合わせの際は、「めがね新聞を見た」とお伝えください。

伊藤 美玲
出版社に勤務した後、2006年にフリーライターとして独立。 眼鏡好きが高じて展示会やショップを訪れるようになるうち、 仕事のフィールドが眼鏡中心に。現在は数少ない眼鏡ライターの 一人として、国内外の展示会や工場の取材、デザイナーへの インタビューなどを行ない、眼鏡専門誌やモノ雑誌を中心に執筆中。(Profile