【めがねくもる!オオト家の食卓】第19回 梅雨のダルさを解消!さっぱり「完熟梅と生姜のジャム」
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こんにちは。梅雨のジメジメが続く6月末。なんとなく気持ちもくすぶってしまいがちなこの季節。
でも、毎年この季節ならではの自然の恵みもあります。
私が毎年楽しみにしているもの。それは「梅」!!
SNSでもいたるところで「梅仕事」の投稿を見ますね。簡単な梅シロップや梅酒、梅干し作りなどなど梅は保存食作りの楽しみを思う存分味わえるのが好きなところです。
今年は梅干しと梅シロップを仕込みました。
そして、今日ご紹介するのは、ぐつぐつ砂糖と完熟梅を煮込む「梅ジャム」。
酸味がきつい梅だからこそ美味しいジャムができるので、ぜひこの季節に挑戦してみて欲しいです。
でも注意! メガネが曇るほど鍋を覗き込むと、グツグツと煮えた熱いジャムが飛んできますので、鍋に顔は近づけすぎないように!!
出来上がったら瓶に保存して、ヨーグルトにかけたりパンに塗ったり、お楽しみください。我が家の子供達は、私の作るジャムの中でもダントツでこの梅ジャムが大好きです!
では、早速作り方をご紹介します。
「完熟梅と生姜のジャム」
【材料】
・梅 1kg
・グラニュー糖 (種や皮を取り除いた果肉部分の60%くらい)
・生姜 スライス1枚
①梅を水洗いして鍋に入れ、かぶるほどの水を加えて火にかける。
②沸騰直前くらいで火を止めてザルにあける。(皮が破けていたり手で簡単に外せるくらいの柔らかさ)
③皮と種・果肉に分ける。後で再度ついた果肉を外すので捨てないで)熱いので厚手のゴム手袋などをすると良い。
④取り除いた皮と種に大さじ1くらいの水を加えて、種や皮についた果肉をこすり落とす。皮と種は捨てる。
⑤④の果肉と、③の種や皮からとった果肉を合わせて、重さを測る。
⑥果肉の60%の砂糖を加えて、生姜スライスを入れて、鍋で煮る。
⑦沸騰したら中火。アクをすくいながら煮詰める。ボテッとしてきたら火を止める。
⑧瓶などに保存してください。
作るのには皮を剥いたりとちょっと面倒なこともありますが、これをやると抜群に美味しくなります。
コツは、香りが立つくらいに黄色くなった梅と砂糖をしっかり目に加えて煮ること。梅は冷えると固まるので少しゆるいかな、くらいで火を止めるのもポイントです。
オススメはクリームチーズを塗ったカンパーニュにジャムを乗せること!
ぜひ試してみてくださいね。
子育てしながらパン焼にハマり、イベント販売のパン屋「パンのオオトヤ(現在は、「オオトパン」)」を開業。山梨県で暮らしながら、日々パンやジャムをつくり、時々デザイナー、時々ライター、時々イベンターなどをこなす起業系移住女子(正確には女子という年齢ではない)。おいしいものには目がない。子どもにすぐ壊されるため、めがねは1万円以下と決めている。