【メガネベストドレッサー賞】加藤綾子さんインタビュー「めがね覚え立て」
目次
「第31回 日本メガネベストドレッサー賞」を文化界部門で受賞されたフリーアナウンサーの加藤綾子さんに、「めがね新聞」がインタビューしてきました!…でもそういえば、カトパンってめがねかけていたかしら?
朝の情報番組『めざましテレビ』のメインキャスターなど2016年までフジテレビでアナウンサーを務めてられてきた加藤さん。同年5月からフリーアナウンサーに転身してからは、バラエティ番組や教養番組、音楽番組などに出演するほか、今年2018年は俳優にも挑戦されています。
そんな加藤さんは、今回受賞されたメガネベストドレッサー賞受賞スピーチで「これまで、めがねをかけてカメラの前に立つことはほとんどなかったので『この賞をいただいて大丈夫かな』と思いました」とコメントされていました。…やっぱり!! でも、実際に受賞式ではめがね姿の加藤さん登場すると、その美しさに誰もがうっとり。会場では、加藤さんが様々なめがねをかける姿を披露すると、その度に大きな歓声が湧いていました!
もともと視力がよく、社会人からめがねをかけるようになったと話す加藤さんに愛用のめがねや選ぶポイント、めがねをかけた憧れの芸能人など、お話を伺いました。
めがね姿の友達は私のヒーローだった
受賞式のスピーチで加藤さんは「小学生の頃からめがねをかけている友達がうらやましかった」とコメントされていました。
加藤小さい頃って足を骨折して松葉杖で登校する友達が、すごく“ヒーロー”みたいに感じませんでした? それと同じように、めがねをかけている友達も「なんだか、カッコいいな」って思っていました。でも、私は幸い視力が良く、めがねをかける機会がなかったので、めがねに対しての憧れはずっとありましたね。
では、めがねへの憧れはありつつも、かける機会がなかなか訪れなかったんですね。
加藤そうなんです。めがねをかけはじめたのは社会人からで、通勤時に使っていました。オシャレとしてめがねを意識するようになったのはここ数年です。いまはファッション誌のお仕事などがあるときに、めがねのスタイリングを学んでいます。でも自分で「このめがねが似合う」とは決められないくらいなので、まだまだ覚え立ての段階です。
覚え立てだとは思えないほど、めがね姿がとってもお似合いです!ちなみに、現在はどのようなめがねを愛用されていますか?
加藤雑誌の撮影時に一目惚れして買った、GUCCIの華奢な感じのめがねが気に入っています。あとは黒縁だったり、丸型フレームだったりも愛用していますね。他にも旅行用として、いまかけているようなフレームのサングラスも愛用しています。
ボストン型のサングラスですね!「ザ・サングラス」というイメージではないので、使いやすいですよね。
加藤海外では日差しも強いからサングラスをかけることは当たり前だし、日本でも芸能人がかけている姿は何の違和感もなく見ていられるけど……わたしがかけてもいいのかな?と(笑)。サングラスをかけ慣れてない感が出ないか心配なんです。ゆくゆくは顔を隠すためではなく、体の一部としてサングラスをかけられるようになるとうれしいですね。
iOFTの展示ブースで、数多くのめがねやサングラスをご覧になっていましたが、お気に入りは見つかりましたか?
加藤まだ、めがねをかけ慣れていないからか、「軽そう」「違和感がなさそう」、「めがねが主張しすぎてない」とか、普段の自分に違和感のないようなポイントに惹かれた気がします。でも、受賞式含めて普段は選ばないようなめがねを多くかけさせていただいたことで「このめがねは意外と似合うかも」というめがねとの新しい出会いができました。
めがねが似合う芸能人は、意外にもあの人?
ここで世のめがね男子が気になる質問をさせてください! 加藤さんはめがね姿の男性は好きですか?
加藤好きです!カッコいいですよね。
よかった。めがね男子はきっと大喜びしていると思います(笑)。ちなみに、どんなめがね姿の男性が好きですか?
加藤黒縁のめがねが似合う人は好きですね!
そういえば、加藤さんは受賞後のインタビューで「めがね姿の憧れの芸能人」として、同じく今回のメガネベストドレッサー賞を受賞された豊川悦司さんの名前をあげられていました。受賞時の豊川さんは黒縁めがねをかけていらっしゃいましたね。
加藤豊川さんとはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で共演させていただきました。普段からも、いろいろなめがねをかけられていて、とてもカッコいいですよね。ただ、「めがね姿の憧れの芸能人は?」と聞かれたとき、パッと頭に浮かんだのは南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太さん)だったのですが……ちょっと違うよなって(笑)。
(笑)。今年は『半分、青い。』の出演の他にも、連続テレビドラマ『ブラックペアン』で治験コーディネーターの役も演じられるなど、ますます活躍の場を広げられています。ぜひ来年に向けての抱負を教えてください!
加藤フリーになってしばらくは「私にはできないから」と俳優の仕事を敬遠していました。でも、いざ挑戦してみると自分の価値観が大きく変わったんです!カメラの前で「アナウンサーとしてこうしなきゃいけない」とついつい考えてしまうんですが、その殻も少し破れた気がします。「こんなに貴重な経験ができて本当によかった」と充実感も得ることができたので、これをきかっけに、今後は新しい仕事のチャンスがあれば果敢に挑戦する気持ちを忘れず進んでいきたいですね。
来年はさらにめがね姿で活躍する加藤さんを見てみたいですね!
加藤そうですよね!これまでは、めがね姿で人前に出ることに自信がなかったけど、これからはメガネベストドレッサー賞を糧に、いろいろなめがねに挑戦していきたいと思います!
取材を終えて
「私がメガネベストドレッサー賞なんて」「めがねはまだ覚え立てだから」と、とても謙虚に語る加藤さん。その横で加藤さんの美しく自然なめがね姿にうっとり…言うまでもなく虜になったことを、今更ながら伝えさせていただきます。
今年、俳優にも挑戦された加藤さんは、この先どのような活躍を私たちに見せてくれるのでしょうか。その時はぜひめがね姿も披露してください!
【写真】 田島 雄一
加藤綾子(かとう あやこ)
<プロフィール>
1985年埼玉県出身。国立音楽大学 音楽学部 音楽教育学科を卒業後、2008年フジテレビに入社。『めざましテレビ』や『笑っていいとも』など、数々の人気番組でレギュラーを務めた。2016年、フリーになった後はCMなどにも多数出演。雑誌「BAILA」や「MEN’S EX」、また「スポーツニッポン新聞」でも連載を持つなど活躍の場を広げている。先の平昌冬季オリンピックではフジテレビのメインキャスターを務めた。特技はピアノが少しできること。現在「ホンマでっか!?TV」「MUSIC FAIR」(フジテレビ系)「世界へ発信!SNS英語術」(NHK Eテレ)などにレギュラー出演中。日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)では女優業にも挑戦した。
鳥取県生まれ。
アパレルメーカー、出版社を経て、現在は主に執筆、編集の仕事を。ときどき展示企画や出張コーヒーもおこなう。
https://www.hiroyuki-funayose.com