「めがねフレーム」の形ってこんなにあるの!?
目次
皆さんはめがねを選ぶとき、何を基準にして選んでいますか?
トレンド、ブランド、デザイン…と選ぶ基準は人それぞれあると思います。
その中でもデザインを決め手に選ぶ人は多いのではないでしょうか。
「フレームの形」は、めがねのデザインの基盤となるとても大事な要素です。
フレームの形状次第で、めがねをかけたときの印象は大きく変わりますよね!
印象を大きく左右するめがねフレームの形には、たくさんの種類があります。
今回は、代表的な10種類のフレームの形とその特徴をご紹介します。
1.オート型
「ナス型」や、涙の落ちるような形のため「ティアドロップ」とも呼ばれています。レイバンのサングラスとして馴染みのある形です。
飛行機のパイロットはレンズが大きいと計器を見やすいので、軍用パイロットグラスとしてこの形が開発されました。
時代を問わず根強い人気があります。
2.バレル型
「樽型」とも呼ばれます。文字通り樽の形をしたもので、スクエア型の天地がややふくらんでいる形をしています。組み合わせの変化で、クラシカルにも今風の新しさのあるデザインとしても使うことができます。
シャープなラインと柔らかな曲線で構成されているため、やわらかい印象を与えるデザインです。女性にも人気があります。
クラシカルなバレル型は派手ではありませんが特徴的な印象を与えるので、人より少し差をつけたい人におすすめです。
3.ラウンド型
正円に近い丸型のフレームで、「丸めがね」とも呼ばれます。かける人の顔の個性を際立たせる効果があり、強い印象を与えます。文豪のような知的なイメージを演出できます。
アメリカの喜劇役者、ハロルド・ロイドがかけていたことから、「ロイドめがね」という名称も。ジョン・レノンがかけていためがねとしても有名です。
4.オーバル型
レンズの形が卵型になっているフレームです。幅広い世代に好まれ、最近では特に人気の高いデザインです。ファッションやヘアスタイルを選ばないデザインなので、かけやすいフレームといえるでしょう。
天地幅は浅いものから深めのものまでバリエーションが多く選択の幅が広いので、かける人に合ったデザインを選ぶことができる形です。男性であればハードな印象を和らげ、女性であれば優しく温和なイメージを与えます。
5.スクエア型
四角いスクエア型は全体に直線的なフレームで構成されているので、シャープで知的なイメージを与えます。
顔を引き締める効果もあるので、丸顔の人にも向いています。
6.ボストン型
丸みを帯びた逆三角形の形をしています。知的なイメージを演出する定番フレームです。
明治~大正期のインテリ達がこぞって愛用していた形です。1960年代、アイビーファッションと共に大流行した形でもあります。その後はトラディショナルなめがねとして定期的にブームが訪れ、現在は男女問わず世界的なトレンドになっています。
7.フォックス型
「モンロー型」とも呼ばれます。目尻が上がったデザインです。
モンロー型の名の通り、小悪魔的なイメージを演出でき、個性的な印象を与えます。女性のサングラスで多く使われています。ミュージシャンなどにも人気の形です。
8.オクタゴン型
オクタゴンという名の通り八角形のフレームです。シャープなイメージを演出します。
一見かける人を選ぶように見えますが、スクエア型ほどクセがありません。どのようなスタイルにもあわせやすい形です。
9.ウエリントン型
フレームが逆台形型になっている角形をしています。定番中の定番のデザインといえるでしょう。
シンプルで落ち着いたイメージを与えるので、大人の男性に人気があります。ビンテージと呼ばれるめがねはこの形のものが多いです。
10.ボスリントン型
(ボストン+ウェリントン)÷2の形状であることから、ボスリントン型と呼ばれています。
ボストン型はフレームの形状がほぼ円に近く、丸顔には似合いにくいという特徴があります。それに対してウェリントン型は、フレームの形が台形に近く似合う人を選びません。ボストンの知的でアンニュイな印象を残しながらも、万人にかけやすい形状にデザインされたのがボスリントン型です。ボストン型とウェリントン型のいいとこ取りの形なので、大変人気があります。
皆さんの知らなかっためがねフレームの形も、この中にあったのではないでしょうか。顔の形とフレームの形に相性があるなんて驚きですね!
めがねフレームは形だけでなく、素材・色などの組み合わせにより、その雰囲気が大きく変わります。
迷われたときは、是非店員さんに相談してみてください! 演出したい雰囲気を店員さんに伝えると、似合うめがねをみつけられる近道になりますよ。自分に合っためがねフレームに出会えるといいですね♪
【この記事を読んだら】
着用はしつつもめがねへの興味が薄かった人、めがねを常用している人、めがねが大好きな人…めがねに触れている全ての人が楽しめるメディアを目指します。