【iOFT2018】第22回 日本メガネ大賞2019 表彰式【めがねレポ】
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先日開催された「第31回国際メガネ展 iOFT2018」にて、「第22回 日本メガネ大賞 2019」が発表されました!
「日本メガネ大賞」は国内外より今秋冬発表の新フレーム・サングラスの中からデザイン・機能が最も優れている製品に贈られるめがね業界屈指のデザインアワード。今年は応募団体78社、応募点数245点と過去最多の応募がありました!
今回のアワードは「メンズ部門」「レディース部門」「キッズ部門」「サングラス部門」「機能・技術部門」の5部門が設けられました。各部門に選ばれた大賞の3製品か、ら1製品のみグランプリが贈られました!
それでは、各部門でグランプリを獲得しためがねを受賞しためがねを紹介します!
メンズ部門グランプリ受賞【dun ドゥアン「DUN-LC-012」 株式会社三工光学】
テンプルにコンポジットカーボンを使い、ボリュームがありながらも軽快な掛け心地を誇るdun ドゥアン「DUN-LC-012」。硬質なカーボンパーツとチタンパーツをすり合わせた美しい繋ぎ目など、品格がありステータスを感じられるぜいたくな仕上がりになっています。
審査員は「軽量で硬質なカーボンコンポジットを採用することで、柔らかさだけではなく、しっかりとした掛け心地を提供している」と高評価。「細部の処理も抜かりはなく、加工技術の高さが光る1本」と絶賛され受賞にいたりました。
受賞した株式会社三工光学 営業部企画課係長の佐々木洋一氏は「当社がカーボン素材のモデルを企画してから約10年が経ちます。dun ドゥアン「DUN-LC-012」は掛け心地はもちろん、カーボン素材の持つ力強さや、しっかりとしたフォルム、ラグジュアリー感などを表現できました。これからも掛け心地のよいめがねを作っていきたいと思います」とコメントしました!
レディース部門グランプリ受賞【MOREL「MOREL 20052K」 MOREL FRANCE】
60年代風のバタフライデザインを採用したリアルビンテージ感あふれる「MOREL 20052K」に審査員は「ビンテージ感をベースにするも、単なるレトロに着地していない一歩攻めたデザイン」とコメント。
ナイロン部分のキャッツアイデザインとクリアカラーの独創性を感じられる特徴的なナイロンアーチは、「女性が持つそれぞれの艶っぽさを引き出している」と、このめがねが醸し出す魅力についても高く評価されました。
受賞したMOREL FRANCE ディレクターオブコミュニケーションのアメリー・モレル氏は「フランスでデザインされたこの製品が評価され、大変うれしく思います」と受賞の喜びを語りました!
キッズ部門グランプリ受賞【AirFly「AF-901」株式会社ジゴスペック】
AirFly「AF-901」は鼻パッドがなく、成長途中で鼻ができあがっていない子どもたちも安心して使えるサングラス。
審査員は2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、子供たちのスポーツサングラスの使用率も増加しているなか、「成長期の子供の骨格に配慮した優れたデザイン」と高く評価しました。
受賞した株式会社ジゴスペック 代表取締役の吉村雅喜氏は「鼻あてがなく、レンズもなめらかにカットしているなど、これほど安全なサングラスは他にないと考えています。キッズめがねの固定概念を覆すサングラスができました」と受賞製品にかける思いを語りました!
サングラス部門グランプリ受賞【カザール「9077」株式会社エイトオプティク】
カザール「9077」はツーブリッジのクリップオンのような造形をしたフロントデザインが印象的で、平面になりがちな日本人のフェイスを立体的に表現することができる独創的なサングラス。
アーティストにファンの多いカザールのなかでも、とりわけフェイクのクリップと黒縁のコンビネーションが光るこの1本は、「個性とデイリーユースとのバランスが取れた今後定番にもなりそうな秀逸デザイン」と高く評価されました。
受賞した株式会社エイトオプティク 代表取締役社長の開髙みどり氏は「この製品を生んだドイツ・カザール社と喜びを分かち合いたい」と喜びの表情でコメントしました!
機能・技術部門グランプリ受賞【JAPONISM「JP-C01」株式会社ボストンクラブ】
フロントに軽量かつ高剛性な素材であるカーボンと京都の伝統工芸の一つ西陣織を融合させ開発された「西陣織カーボン」。この素材から生まれたJAPONISM「JP-C01」について「伝統と現代の要素を組み合わせるというユニークな発想から、全く新しいテクスチュアを生み出している」と高く評価しました。
テンプル部分には独自開発のラダーヒンジで精度の高い整合感を実現しているため、軽量ながらもずっしりとした存在感が新しい高級感を創出しています。
受賞した株式会社ボストンクラブ 代表取締役社長の小松原一身氏は「この製品は3年をかけて商品化することができました。これからも日本のさまざまな伝統工芸や機能、素材などローテクな技と、ハイテクを融合させた商品を作り続けていきたいと思います」とこの先の展望について力強くコメントしました!
「めがね新聞」では、後日iOFT2018のレポートやメガネベストドレッサー賞の受賞者インタビューを掲載予定です!こちらも、ぜひお楽しみに!!