【サングラスコーデ見本帖】第3回 この夏、カラーレンズのサングラスデビューしませんか？編

サングラスのレンズの色といえば、グレーやブラウンが定番ですが、昨年の「iOFT」で沢山のカラーレンズのサングラスが発表されていたように、ここ数年でサングラスのレンズの色のバリエーションが増えてきました。

レンズの色は見た目だけではなく、それぞれ特徴が違います。
サングラスを選ぶ前に、ここで代表的なカラーの特徴を知っておきましょう！

実用的でありながら、イッキに今年っぽい顔になれるカラーレンズ！
第3回は、夏のお出かけにカラーレンズのサングラスを取り入れたコーデをご紹介します。

さりげない色合わせが、こなれ感を生むサングラススタイル

ブルーのデニムとレンズの色味を合わせて爽やかさアップ。
カゴバックもプラスして、海にお出かけしたくなるようなコーディネートです。

リップの色は、赤い靴（１枚目の写真参照）と合わせて統一感を出しました。
ここでは真っ赤な赤色ではなく、少し控えめな赤を選び、アイメイクも抑えめにしてバランスを取ります。

首元が開いたワンピースに合わせるヘアスタイルは、スッキリ見えるようにまとめ髪に。
サイドを押さえすぎずにゆるくまとめて、毛先を出したお団子にしています。
出た毛先を軽く巻き、ワックスやオイルなどをつけると動きが出て、アレンジをしたように見える簡単スタイリング。

●このコーデでかけたサングラスはコレ！

一見個性的に見えるサングラスですが、フレームとテンプルのカラーはどちらも洋服の邪魔をしない色味で、ブルーのレンズも、実はどんな服にも合わせやすいという万能カラーなのです。
絶妙な色の組み合わせの一本！

●スタイルサンプル

キレイ色サングラスは、トーンを抑えたアイテムと相性ピッタリ

明るい色のサングラスには、カジュアルになりすぎないように色味を抑えたアイテムでコーディネート。

ハッキリしたピンクのカラーレンズに合わせて、リップもやや強めのピンク系を。
ここでベージュ系などの落ち着いた色にすると、逆にサングラスが浮いてしまいます。
洋服の色味が落ち着いているので、ここでバランスを取るのが正解。

洋服のゆるやかな雰囲気に合わせて、髪を手でかき上げたり、ラフに分け目を作って遊べるようなゆるやかウェーブでリラックス感を出しました。

ピンクのレンズのサングラスをかけても、どこか大人な雰囲気に見えるのは、他のアイテムの色味を抑え、落ち着いた印象になるラップスカートを合わせてバランスを取ったから。
幅広い年齢層の方がトライできるコーディネートです！

●このコーデでかけたサングラスはコレ！

ハッキリした色のレンズも、肌馴染みのいいクリアブラウンのフレームの組み合わせでグッと使いやすくなります。
洋服の色との組み合わせを楽しんだり、シンプルな洋服の差し色にしたり、使い方を考えるのが楽しくなる一本です。

●スタイルサンプル

◯コーデで使用した色違いをご紹介

計算された、フレームとレンズの色の組み合わせが目を引くサングラス。
シンプルなコーディネートの差し色としても使いやすいモデルです。

「カラーサングラスコーデ」 まとめ

見ているだけでワクワクするカラフルなサングラスは、レンズと同系色のアイテムを組み合わせたり、洋服の色味をおさえる事で、意外と簡単に取り入れられることがわかりました！

また、フレームとレンズの色の組み合わせを見るのも、カラーレンズのサングラスを選ぶ楽しさの一つではないでしょうか!?
ブランドやサングラスのモデルによっては、お好みのフレームとレンズを組み合わせる事ができるものもあるので、めがね屋さんに相談してみてくださいね。

次回の最終回は、モデルの静まなみさん・スタイリストの中井彩乃さん・ヘアメイクのシゲヤマミクさんにご登場いただき、今回のコーディネートについてのポイントや、第1回〜3回でお伝えしきれなかったメイクの事、アクセサリーとの組み合わせなどなど、サングラスコーデについて更に深く聞いていきます！ お楽しみに‼︎

【写真】田島雄一