われわれ人類はずっとずっと昔からいろいろなものを交換してきました。

猿人の頃から、魚を捕まえるのが得意な人は魚を捕まえて、野菜を育てるのが得意な人は野菜を手に入れ、自分の物と他人の物とを交換し、欲しいものを手に入れきました。

お互いのほしいものが簡単に一致しないので、保存ができ分けることができる布、穀物などが交換の手段として使われるようになりました。

われわれはこのようにして交換で栄えてきたといっても過言ではないのです。

幼少期の給食も、思春期の日記も、青春期のエールも、恋人たちの約束の指輪も

すべて　change　change 交換なんです。

一気に飛躍した感が否めませんが、さて今回は、めがね交換にまつわるアベックの話を美容室“I WANNA GO HOME CONCENT”店長のこわしやすひこがお届けしたいと思います。

めがねカップルの、めがねのバランス

①

まずは、一番理想的なバランスのフレームの組み合わせを選んでみました。

フレームのサイズ、フレームの色、どちらをとってみても気持ちのいいバランスに見えます。

このめがねカップルを街で見かけたら「モデル気取りか！」

と思わず野次を言いたくなるぐらいに絵になる「めがねバランス」です。

②

それぞれ、フレームを変えてみました。

…バランスがとれていないように感じますよね。　

①は夜景の見えるBarでマティーニを飲んでいても絵になる「めがねバランス」でしたけど

それぞれフレームが変わっただけで、下町で酎ハイ飲んでいるのが似合うアベックになりました。

気取ったところで酎ハイは酎ハイですね。

どうやらポーズの問題ではないようです。

フルーツを入れたところでレモンサワーどまりです。

マティーニにはなれない…。

どうしたらマティーニの似合う空気が出るのか…。

それではめがね、交換してみますか？

はい

交換!!

このふたりを見たときに気持ちよくないですか？

バランスがととのうって、そういう事なんですよね。気持ちよく見える。そういう事なんです。

付き合いたい意中の人へ「めがね、交換しませんか？」
関係が変化してきたご夫婦も「めがね、交換してみますか？」
つまらない飲み会のアクセントに「めがね、交換してみます？」
苦手な上司と分かり合いたいときに「めがね、交換お願いします！」

ひとつのコミュニケーションとして、めがね交換いかがでしょうか？

きっと、笑顔と新しいめがねのバランス発見できます。