老眼鏡が欲しいけど、心理的なハードルが高かったり、好みのデザインに出会えなかったり。そうこうするうちに必要に迫られ、とりあえず手近なものを購入してしまった。本当はおしゃれなものが欲しかったのに……。こんな経験のある人、案外多いのではないでしょうか。

フレームのデザインは気に入ったけど、テンプルがちょっとイメージと違ったり、あるいは、その逆だったり…、「これだ！」と思える1本と出会うのは実はなかなか難しいもの。でも、フレームとテンプルが別売りになっていたらどうでしょう。その日の気分やスタイリングに合わせて組み合わせることができたら楽しいと思いませんか。

そんな時にぴったりな、自分だけの1本オリジナルめがねが作れる「FLOAT（フロート）」のリーディンググラスをご紹介します！。

鯖江発！ とことん“おしゃれ”にこだわったスタイリッシュなモデルの数々

「FLOAT」を発売している福井県鯖江市のめがねメーカー、View Master Co.,Ltd.の代表取締役であり、デザインのディレクションも務める瓜生顕士さんは、商品誕生のきっかけは身近なところにあったと言います。

「おしゃれを気にする父は、当時市販されていた老眼鏡には満足のいくデザインが無く、かけることにどうしても抵抗があったようなのです。老眼鏡がなくて不便な思いをしている父のために、おしゃれな老眼鏡を作ろうと思ったことがFLOAT誕生につながりました」

そんなFLOATリーディンググラスのラインナップは全部で12種類。
シンプルなスクエアタイプ「FOREST」、横長の卵形オーバルタイプとスクエアタイプをミックスし、樽型とも呼ばれるバレルタイプ「AMETHYST」、丸みのある逆三角形のボストンタイプ「WOOD」、さらに、「リム」と呼ばれるレンズを囲む部分が下半分にだけあるアンダーリムタイプ「OCEAN」などなど、定番から個性的なデザインまで、ファッションアイテムとしても活躍しそうなラインナップがズラリ。この種類の豊富さには、瓜生さんの想いが詰まっています！

MODEL：OCEAN

さらに、今年の1月には最新モデル「SOIL」がラインナップに加わりました。こちらは2019年秋に開催された「第32回 国際メガネ展 iOFT」で、デザイン・機能が最も優れている製品に贈られる「第23回 日本メガネ大賞」の機能・技術部門を受賞した自信作です。フレームのタイプは、個性をより際立たせる人気のラウンドタイプ。

MODEL：SOIL

「クラシックな印象の強いラウンドタイプはかけこなすのが難しいと思われがちですが、SOILは誰もがかけこなせるようにしたかった。そこで、デザイン画とにらめっこした結果、フレームのサイズをやや小さめにし、天地（レンズの縦幅）を少しだけつぶす、つまり微妙に楕円形にしてあります。そうすることで顔になじみやすくなったと思います。こげ茶色のフレームカラーとラウンドタイプのコンビネーションがクラシカルで知的な雰囲気を演出してくれるのではないでしょうか」（瓜生さん）

豊富なカラーバリエーションが自慢のテンプルコレクション

一方、テンプルの魅力はなんといっても豊富なカラーバリエーションです。
オレンジ、ライム、アクアといったカラフルでポップなものから、ブラック、グレー、ブラウンなど落ち着いた定番カラーまで、10色以上が揃います。

また、カラーバリエーションと同時に注目したいのが、こだわりの設計により実現した「かけ心地」。こめかみから耳の後ろを包むように、ゆるやかに湾曲したテンプルは頭の締め付けを防いで、長時間かけていても疲れ知らず。そしてこの湾曲を利用して、使わないときはめがねを首にかけておけば、うっかりどこかに置き忘れてしまい、肝心な時に見当たらない……、という「老眼鏡あるある」も解決できますね。また、下を向いたときにめがねがずり落ちることも防いでくれます。

「リーディンググラスで初めてめがねをかけるという方も多いと思います。なので最初は多少違和感を感じるかもしれませんが、それ以外のストレスはできるだけ取り除いてあげたいと思い、締め付けがない・ずり落ちないなどのかけ心地にこだわりました」（瓜生さん）

めがねに抱きしめられる!? キュートな仕掛けに釘づけ！

めがねを首にかけられる上に、色のバリエーションも豊富。そんな数あるテンプルの中にはこんなユニークなものも！
テンプルエンド（テンプルの先）が手の形になっているキュートな「HUG（ハグ）」シリーズです。めがねを首にかけた姿を後ろから見ると、まるで自分がめがねにぎゅっと抱きしめられているよう。 そしてテンプルの内側には「I miss you（あなたがいないと寂しい）」というメッセージが綴られています！ めがねが「いつも一緒にいたい」と言っているなんて、なんだかキュンときませんか？

軽量設計で、長時間かけても疲れ知らず！

フレームは、軽量で弾力性が高く壊れにくいことが特徴の「TR90」という素材を採用。一方のテンプルも、フランスのメーカーが開発した超弾性軽量樹脂で作られているため、軽さもさることながら、しなやかなかけ心地！ フレームとテンプルを合わせた重量は空の500㎖のペットボトルとほぼ同じというから、これなら長時間かけていても疲れませんね。
また、レンズはブルーライト40％カット（英国規格）、紫外線99.9％カットのものを採用しているので、大事な目をしっかり守ってくれます。

気になるフレームとテンプルの接続方法ですが、これがとっても簡単！
フレームとテンプルの結合部分をよーく見ると、フレーム側は凹、テンプル側は凸になっています。つまり、フレームの凹にテンプルの凸をカチッとはめるだけで出来上がり。ネジも、余計な力も要りません。慣れれば片手でも可能です。

「友達同士で色違いのテンプルを購入し、時々交換しあうという方もいるようです。そんなふうに遊び心を持って、リーディンググラスを楽しんでほしいですね」と瓜生さんが言う通り、自由な組み合わせができるのがFLOATリーディンググラスの最大の魅力。

元気が欲しい時はテンプルをオレンジやレッドなどの明るい色にしたり、落ち着いた印象を演出したい時はブラウンやグレーなどシックな色をチョイスしたりと、フレームとの組み合わせは自由自在、その数は何と100通り以上にもなるそうです。
洋服を選ぶように楽しめるFLOATのリーディンググラスは、老眼のストレスから解放してくれると同時に、私たちの“見える”をどんどん楽しくしてくれます！