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【伊藤美玲のめがねコラム】第42回「めがねの収納」

【伊藤美玲のめがねコラム】第42回「めがねの収納」

| 伊藤 美玲
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お盆休みや年末年始など、少し長いお休みがあると突如家のあれこれが気になってくるもの。たとえば普段見て見ぬフリをしていた掃除しにくい汚れとか、なあなあにしていた収納などなど……。というわけで、この夏我が家ではリビングで幅を利かせていた子どものおもちゃや本の収納について見直し、棚を買ったり模様替えをしたりして、なんとか片付ける場所を確保することができました。いやはや。

正直なところ、私は片付けが苦手です。収納とか片付けの本は大好きなんですけどね~。その手の本が家で場所を取っているという、一番ダメなパターンです(苦笑)。 そんな私ですが、めがねを100本近く持っているというと、やっぱり聞かれるわけですよ。「そんなにたくさんのめがねを、どうやって収納しているんですか?」と。

「部屋にきれいにディスプレイしているんですか?」 「めがね屋さんにあるような、めがね専用の什器を置いているんですか?」 なんて、聞かれたりもするんですが……。

実際は、めがねを一本ずつ付属のケースに入れて、それを無印良品のポリプロピレン収納(大きめなもの)にまとめたうえで、クローゼットの中で保管しています。ええ、ご想像の通り、まったくインテリア映えしません。これが正解だとは思ってはいないのですが、私なりにこうした収納方法に至ったのには理由があります。

まず一つには、めがねを保管する際はホコリや紫外線から避けたいからです。めがねをむき出しのまま置いておくと、どうしてもレンズにチリやホコリがついてしまいます。そうすると使うたびに拭く手間が発生してしまいますよね。それに、プラスチックレンズは紫外線で劣化すると言いますし。

よくめがねの収納方法というと、ワイヤーネットなどに吊るす方法が紹介されていたりしますが、私はどうもあの方法が好きではなく……。大事なめがねはしっかりケースに入れてあげたいのです。

ケースに入れるのなら、8本入りや12本入りなど大きいケースに入れたほうがすっきり収納できるのでは? と考えたこともありました。メーカーの営業さんがサンプルを入れて持ち歩いているような、大きなケースね。私もこうしたケースはいくつか持っていて、たくさん持ち運ぶ必要があるときは使っています。でも、普段持ち歩くめがねは、せいぜい2、3本。大きなケースに入れておくと、その都度各々のめがねのケースに入れ変える手間が発生するので、結局は一つずつケースに入れて保管しておいたほうがラク。という結論に達しました。

現在は、持っているめがねの8割をポリプロピレン収納に入れてクローゼットに、出番が多い2割はトートバッグに入れて(もちろん1つずつケースに入れた状態で)、出しやすい場所に置いてあります。いろいろ考えた末、というよりは自然とそうなっていったという感じです。

収納しやすさを重視するのか、インテリア映えを重視するのか。はたまた、めがねにとって良い環境で収納することを重視するのか。それによって、きっと収納方法は変わってくるでしょう。めがねの専用部屋なんて作ることができたら、最高だけどなぁ……。

このコラムを読んでくださっているめがね好きの方や、めがね業界の皆さんは、どうやって収納しているのかしら? ぜひ聞いてみたいものです。

伊藤 美玲
出版社に勤務した後、2006年にフリーライターとして独立。 眼鏡好きが高じて展示会やショップを訪れるようになるうち、 仕事のフィールドが眼鏡中心に。現在は数少ない眼鏡ライターの 一人として、国内外の展示会や工場の取材、デザイナーへの インタビューなどを行ない、眼鏡専門誌やモノ雑誌を中心に執筆中。(Profile