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【めがねと3回となえたら】「老い」に色を。

【めがねと3回となえたら】「老い」に色を。

| めがね新聞編集部
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去年までは頭部に1本生えるだけだった白髪が、最近では側頭部にも見え始めるようになった。歯磨き後に歯間ブラシを施さないと、口が何だか気持ち悪い。急速な身体の変化を我が身に覚える36歳。老いか。

体力的な衰え、精神的な衰えなど、一言に「老い」といってもいろいろある。その中でも「身体の衰え」は、見た目の変化というわかりやすい「老い」であるだろう。10代の頃、成長によって変化した私は、現在老化によっても変化をとげようとしている。

見た目の変化は容赦なく私に「老い」を実感させてくれる。私は35歳を迎えるあたりで、今までのメイク方法では今までのように仕上がらなくなった。それは老化により肌の色が変化し、目や口の位置が微妙にズレたということなのだろう。それから私は化粧品やメイク方法を大幅に変更した。

そんな自分の表面変化を感じるようになったとき、いわゆるハイミセス向けの雑誌に目を通す機会があった。特集は、イギリスで行われたストリートスナップ、取材対象は50代以上の女性だった。私はこれを読んで目から鱗が落ちた。なぜなら、私が今ファッション雑誌に求めるものをそこにみつけたからだ。その年齢に合った素材や色使い、ハイブランドとファストブランドの違和感のない組み合わせなど、私の引き出しにないものがそこにあった。そうか、今までのストックが役に立たなくなっているのだから、これから私は新たに引き出しを作り直す必要があるのだ。

それから「私に似合うのはこれ」といった、これまでに蓄積したデータを一旦捨て、道行く素敵な老齢女性のコーディネートを気にして見るようになった。彼女たちが身につけたグレーヘアーや白髪カラーリング、ジュエリーなどを見て、こう思うようになった。若さには色がある。それはビビッドな色だ。反対に老いとは色が薄れていくことである。つまり、多様な色が似合う過程でもあるのだ。色が薄れていく分、そこにリップやジュエリーなどで色を足す、若い頃には似合わなかった色を。そこで登場するのが「めがね」だ。

めがねは、表情に色をのせるのに大変有効なアイテムだと思う。伊藤美玲さんのコラム第23回「きれいになれるめがねって?」Vol.2 ―Seacret Remedyディレクター・小向真由美さんに訊く―で書かれていたように、めがねはカラーだけでなく、光沢感も与えることができる。それはジュエリーほど仰々しくなく、そっと上品に、目尻のしわも隠しながら。

そんな訳だから、これから老眼鏡を買う人は、めがねというアクセサリーを買ういい機会を得たと思ってワクワクしてほしい。めがねとはアンチエイジングでなく、老いをそのままに美しくみせる方法でもあるのだ。

めがねでどんな艶を、どんな色を足して、老いという新たな変化を楽しみますか?

めがね新聞編集部
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