【めがねくもる!オオト家の食卓】第12回 ポイントはゴマ油と○○「豚肉と白菜のミルフィーユ」
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こんにちは。オオトヨウコです。いよいよ朝晩冷え込む季節になってきましたね。そして、食べ物もますます美味しい季節。温かい食べ物が恋しくなる、まさにめがねを曇らせるには、もってこいの季節です。
鍋の蓋を開けた瞬間に立ち上がる湯気、曇っためがねの向こうに漂ういい香りが食欲をそそるはず。めがね曇る料理をフゥフゥ言いながらたくさん食べましょう!!
今日ご紹介するのは、前回に引き続き、白菜を使った料理。
先日、山梨県北杜市の農家さんを訪ねた時に、「持って行っていいよ〜。」と、大きな白菜をいただきました。思わず、生後2ヶ月くらいの赤ちゃんを抱っこするように両腕に抱えてしまったほどの、ずっしり感。
無農薬で育てた白菜なのに、なぜか虫がほとんどいなく、虫食いもない。不思議です。そして、スーパーで買ってきたものとは比べものにならないくらいに、日持ちがします。これが新鮮!という証拠ですね。そしてお味ももちろん格別。普通ならば取り外して捨ててしまうような外の葉も、とても甘くて子供達もよく食べます。
大きな白菜を冷蔵庫に入れるのはなかなか大変!そのため、しばらくは白菜ざんまいの日々が続きます。他にも、お隣から大根がしょっちゅう差し入れで届くし、お裾分けの柿は我が家に溢れています。
今年は近所の方に教えてもらいながら子供達も一緒に干し柿も作り、今ベランダに吊る下げられています。冬の味覚を直に満喫できるのも、田舎の嬉しいところです!
さて、そんな白菜を思う存分楽しめる、めがねが曇る料理をご紹介します。「豚バラと白菜のミルフィーユ」です。
豚肉と白菜のミルフィーユ
【材料】(4人前)
・白菜
・豚バラ 200gくらい
・長ネギ
・塩 小さじ1くらい
・ごま油 小さじ1くらい
・酒 大さじ2
・ニンニク 1かけ
①白菜の葉を1枚ずつ外し、大きければ縦に、幅10cmくらいに切ります。
②白菜の上に豚バラスライスを1枚ずつ広げます。白菜のサイズに合わせて敷き詰めてください。
③それを繰り返し、交互に白菜、豚バラ、と重ねていきます。
④重ね終わったら、鍋の深さに合わせて7cmくらいの幅に切ります。
⑤切り口が上になるように鍋に並べていきます。ぎゅうぎゅうに入れて大丈夫です。
⑥斜め切りにした長ネギと薄切りにしたニンニクを上にのせます。
⑦水は鍋の半分くらいの高さまで入れ、塩、ごま油、酒を入れて火にかけます。
⑧沸騰したら弱火にして煮込み、白菜がシナっと柔らかくなったら完成。お好みで塩加減は調整してください。
ニンニクとごま油を加えるのがポイント!白菜から出た出汁が良いスープになるので、スープが余ったらご飯を入れて食べても美味しいですよ。
寒い季節を乗り切る白菜料理、ぜひ作ってみてくださいね。
子育てしながらパン焼にハマり、イベント販売のパン屋「パンのオオトヤ(現在は、「オオトパン」)」を開業。山梨県で暮らしながら、日々パンやジャムをつくり、時々デザイナー、時々ライター、時々イベンターなどをこなす起業系移住女子(正確には女子という年齢ではない)。おいしいものには目がない。子どもにすぐ壊されるため、めがねは1万円以下と決めている。