【めがねくもる!オオト家の食卓】第3回 カレーうどんは「吉田うどん」で!
目次
寒〜い季節においしいあったか料理。
鍋やおでん、ラーメン、あったかシチュー。
美味しいですよねぇ。
フゥフゥしながら熱いうちに体に流し込みたいんですよねぇ。
めがねユーザーのあなたなら、一度は経験したことがあるでしょう。
フゥフゥしながらメガネを曇らせてしまう瞬間を!
普段は顔の一部になっているめがねですが、この瞬間だけは、私の視界を遮る白い壁となります。
でもなんか、嫌いじゃないんですよね、この瞬間…。
「みてみて〜」なんて言いながら、子供達と笑いあったりして中々幸せな瞬間だったりします。
そんなふとした瞬間。ご飯を囲む食卓がさらに楽しくなる。
そんな気がするんです。
イベント販売のパン屋「オオトパン」としてパンを焼きながら日々ひたすら家族のご飯を作る、おいしいものには目がない主婦・オオトヨウコが我が家の食卓からお送りします。
第3回目は、めがねが曇っちゃうほどおいしいカレーうどんのご紹介です!
残りものが「蕎麦屋のカレーうどん」に!?
おうちカレーの残りのアレンジといえば、なんといってもカレーうどん。
カレーに少し麺つゆを入れて味付けをちょっと和風に変えると、それはまさに「蕎麦屋のカレーうどん」!
我が家では煮込みにはせず、太めの「吉田うどん」にカレーをぶっかけるスタイル。
フゥフゥしながらすするうどんに、からまるカレー。
「熱っ!」「辛っ!」「うまっ!」の3拍子がそろって、食卓にはすする音だけが響くこと間違いなし。
まずは、この「吉田うどん」について語らせてください。
私の住む山梨県には名物のうどんが2つ。
それは、「ほうとう」と「吉田うどん」。
「ほうとう」は、平べったい麺とたくさんの野菜などを具沢山に煮込んだ味噌味がベースのうどん。
「吉田うどん」は太くてコシのある硬めのうどんで、味噌と醤油ベースの甘辛な味付けで、ワカメやキャベツ、馬肉などがトッピングされているうどんです。
名前の通り富士吉田周辺が発祥の地ですが、私の住んでいる地域でも吉田うどんのお店がたくさんあります。 お店だとすごくボリューミーに盛り付けてくれるところが多いです。しかも安い。
この2つ、全く別物のうどんなのです。
我が家は断然「吉田うどん」派!(冬は時々ほうとうに浮気)
太くてしっかりとした麺でコシのあり、うどん好きの子どもたちも大好き。
いわゆる普通のうどんよりも若干太めで、ゴツゴツっとした印象です。
お店によってはもっと太いことも。
生麺の状態で売られているものを、お湯で15分ほど湯がいて、ざるにあげてさっと洗って出来上がり。
カレーうどんの決め手は「熱さ」&「ぶっかけ」!
さて、カレーの方もつくり方はいたって簡単。
残りのカレーに大さじ2ほどの麺つゆと、コップ半分〜1杯程度の水を加えて加熱します。(二人前)
ゆるさはお好みで。
少し麺つゆの味を感じるくらいの方がおいしいです。
この2つが用意できたら、器にうどんをよそい、その上に熱々のカレーをぶっかけるだけ!
なんて簡単! 主婦の味方!!
ポイントはカレーを熱々にしておくこと。「熱っ!」がうまさの決め手です。
煮込んでクタッとなったうどんもいいですが、この吉田うどんはぜひ煮込まずに、是非ぶっかけうどんで味わってほしいですね。
それにしてもこの連載、フゥフゥ写真を撮るのがお決まりとなっているんですが、我が家のチビっこ三人を相手にしながら食事をしながら撮るのがまた一苦労!
今回は、初セルフタイマーで撮影してみましたが、急いで写真に入ろうとした次女2歳が、カレーうどんを両手に抱えてウロウロしたもんだから、この写真の背後で長女にカレーがポタポタポタ・・・と降り注いでおりました!
そんなアクシデントも日常茶飯事、オオト家の食卓からお届けしました〜。
子育てしながらパン焼にハマり、イベント販売のパン屋「パンのオオトヤ(現在は、「オオトパン」)」を開業。山梨県で暮らしながら、日々パンやジャムをつくり、時々デザイナー、時々ライター、時々イベンターなどをこなす起業系移住女子(正確には女子という年齢ではない)。おいしいものには目がない。子どもにすぐ壊されるため、めがねは1万円以下と決めている。